生駒市長選挙

今日から10月。
病院問題にゆれた9月議会もようやく終わった。
一番の山は徳洲会が新病院の指定管理者に
認定されるかどうかであったが、
もし議会で否決されれば後々やりにくくなるので
12月議会に判断が先送りされた。


慎重に事を運ぶ為には、
これも致し方なかったと思う。


病院事業推進委員会を先行して行い、
議論が煮詰まったところで、
12月議会で徳洲会を指定管理者に決定しても
時間的には間に合う。


病院事業推進委員には新たに市民公募委員が加えられた。
それに対しても所管の市民福祉委員会で一部の委員から
委員の選出方法等で、さんざん批判意見が出た。


中には、ゆくゆくは徳洲会でのポストが約束されている
という噂を聞いているが大丈夫かなどと、いう仰天質問
もあって、目が点になった。


新たな市民委員が選出されるかどうか大変気をもんだが、
なんとか可決されてここちらは一安心。


これからも紆余曲折が充分予想される新病院計画、
いつになったら安心できるのであろうか。


そのようなおりもおり、今朝の毎日新聞
「樋口市議市長選出馬の意向」記事が目に飛び込んできた。
来週にも正式な表明をする予定らしい。


一体いつになったら市長選対立候補が現れるのかしらと
思っていたら、ついに姿を現した、
やっぱりそうかという感じだ。


ここのところ、いやに市長批判の急先鋒振りが目についた。
議会でも彼の発言時間が群を抜いて長い。
存在感が以前に増して大きくなってきたような気が
していたので、もしやとは思っていた。


確かに彼には一年生議員とは思えないような力量はある。
しかし一期目の任期途中で市長選に出馬するとは勇気の
あることだ。


多分政党等の組織支援を取り付けたのだろう。
(山下市長には相変わらず組織支援ないのだろうか・・)


新聞記事内容によれば、
「樋口氏は新病院の指定管理者を徳洲会とする案には
反対の立場で市長選の争点になりそうだ」
とある。


ということは彼に同調する議員の数を考えると、
大事をとって12月議会に持ち越した指定管理者議案も
やはり否決の可能性が高いということになるのか。


そして市長選の結果によっては・・・
いや、もうそこまでは考えるのはやめよう、
多くの市民の願いが叶うことを祈ろう。