生駒市長選挙

今日注目の生駒市長選挙立候補者説明会。
すでに現職の山下真氏、樋口市議会議員は
出馬表明済みだが、第三の候補者が一体誰なのか
ずーっとベールに包まれたままなので、
今日こそは誰なのかハッキリするだろう。


と、期待をもって今日の説明会を心待ちに
していたのだが結局第三の候補者は現れず、
説明会に来たのは選挙母体のブレーンだけ。
いまだに立候補者が決まっていないというのか・・


この選挙母体はなかなかしっかりしていて、
役割分担や戦略会議も重ねており、構成員も
熱意と行動力に満ちている。
支援部隊は申し分ないのに肝心の候補者が
定まらないようだ。


まだ期間があればともかく選挙まで2ヶ月切った
今では、相当の出遅れ感はある。
彗星のごとき候補者が現れない限り、第三候補擁立
の可能性はかなり低いだろう。


この運動体の大きな政策は、
高山第2工区の大規模開発反対、新病院設置推進。
山下氏や樋口氏との大きな違いは第2工区開発反対姿勢。


私の現時点での大雑把なわけ方であるが
山下氏 新病院設置推進派、高山第2工区開発推進派。
樋口氏 新病院設置消極派、高山第2工区開発推進派。
第三氏 新病院設置推進派、高山第2工区開発否定派。


まだマニフェストが出ていないので、
これが合っているかどうかは分からない。
あくまでも私見。今後変わる可能性あり。


私の普段の主張からすれば第三氏が合致する。
でも・・・新病院は今もっとも困難なヤマ場に来ている。
不慣れな第三氏がこの難局を乗り切れるだろうか・・
新病院設置が喫緊の重点課題であるならば、
これまで尽力してきた山下氏しかいないのではと思う。


高山第二工区については山下市長は開発推進の立場。
しかし、高山開発はまだ時間的に余裕がある。
開発が具体化するかどうか、まだ数年先。
例え2期目山下市政の元であっても、
現計画が変更される可能性は必ずある、と思う。


新病院も高山開発も一気に解決しようとするのではなく、
先ず期限が迫っている新病院を建設するレールに乗せて、
それから高山開発に対する世論を盛り上げて、
山下氏に訴えかけるというのはどうだろうか・・・


樋口氏が市長になった場合は全く私の主張と合わない。
(先ほどの大雑把なわけ方からすると)
彼の応援部隊はこれまでの市議会内での空気から察すると、
3分の2ほどの議員が支援するのではないだろうか。
ただ政党の推薦も支援もなさそうなのが意外だった、
(将来的にはどうなるか分からないが)


このまま第三の候補がでなかったら
山下氏と樋口氏の一騎打ち。争点は新病院設置問題。
生駒市民はどちらを選択するのだ・・