公開討論会

今日、南コミセンで市長候補2名の公開討論会があった。
大層な参加者数で会場は、ほぼ満杯。市会議員や県会議員、
そして市職員や市職員OBも結構来ていた。


討論といってもあらかじめ決められたテーマに対して、
それぞれの候補が自論を述べ、相手に対して質問し、
回答すると言う形。
数分単位で時間が区切られ、時間オーバーは警笛で警告
される。淡々と会が進行していった。


テーマは子育て支援・進む高齢化と空き家対策・
どんな都市を目指すか


現職の山下氏の方が話が具体的だと思ったが、
このテーマで両者に対立的で大きな差異があるようには
感じなかった。


ただ会場の拍手が、支持する候補の時だけするので。
どちらのほうが拍手が多いか鋭く観察してしまう。
三分の一が山下氏、三分の一が樋口氏、あとは無拍手。
(無拍手の人は、今回欠席の溝川氏支持者か)


ここでも人気は山下・樋口互角という印象だった。


この討論会は学生が主体になって開催されたようであるが、
争点になるようなテーマでは無かったし、数分単位の発言で
厳しい時間管理がされていたし、候補者が自由に相手に論戦
を挑む形ではなかったので、迫力は無かったが、こういう
場を市民に提供して下さったのはありがたいと思う。


私の母校の関大の学生もいて、あの馬鹿女子大生だった私
からみれば、なんと真面目でしっかりした学生さんだろう。
浅野さんの上手な司会にも助けられて、今日の討論会は
成功だったと思う。


これからも若い人には大いに政治に関心をもってもらって、
政治参画を志して欲しい。