徳洲会が指定管理者に

あの嵐のような市長選挙が終わってから早2週間が過ぎた。
今では何事も無かったかのように市役所も落ち着いている。


新病院問題については明日、奈良県の医療審議会があったり
臨時議会で審議される予定があったりして、だんだん動きが
あわただしくなりつつある。


山下市長が圧勝して、徳洲会指定管理者案に消極的な考え
の議員さんも方針転換されるのかなと思っているのだが、
どうもそのあたりが見えにくい。


一見したところは選挙前のスタンスと変わらないように見える。
消極的な意見を相変わらず固持しているようだ。
選挙で示された民意をどのように解釈されているのであろうか・・


いずれ各々の議員の考えが明確に見えるときがくるであろう。


そんな徳洲会指定管理者案が生駒市では迷走する中、
静岡県牧之原市では、徳洲会グループが公立病院を
指定管理者で運営する事が決まった。
徳洲会にとってはここが初めての指定管理者方式となる。


1月28日付けのマイタウン静岡の記事によれば、
経営難の榛原総合病院(牧之原市)の経営委託を協議
していた同病院組合管理者の西原市長は27日、
徳洲会を指定管理者とする議案を同市と吉田町で
構成する組合臨時議会に提出、全員賛成で可決された。


これを受け2月はじめに基本協定を結ぶ方針。


西原市長は昨年6月に同病院の経営悪化に伴い
民営化移行を表明。7月に全国公募したが応募はなかった、
このため8月から徳洲会と個別交渉していた。


西原市長は提案理由で「医師不足で診療体制を縮小
しなければならなかった病院を地域の中核病院に再生
するには、確固たる信念と強固な組織力を持つ徳洲会
にお願いするしかなかった」と説明。


芝庭院長も「半年間協議する中で地域医療に真摯に
取り組んでいる法人と感じている」と述べた。

議員からは異論は出なかった。


また、両市町は(徳洲会が指定管理者になることによって)
負担軽減になると話している。