刈払機安全講習会

ここのところ大きな地震が立て続けに起こっている、
ハイチで大地震があってまたチリ大地震、先日沖縄でも
震度5地震があったし・・・
地球的規模で大きな異変が始まっているのだろうか、
日本で地震があったらこの狭い国土に50基以上の原発が
あるのだから、ひとつでも損壊したら大変なことになる。


さて今日はエコパークで草刈機の安全講習があった。
朝9時から始まって午後4時まで、
講義と実習でたっぷり6時間ほど。


私はこれまで草刈機を使ったことが無いけど、野外作業では
他の人が気軽に操作しているのを見ていたから、草刈機の
安全講習なんてなんだか大層な気がしていたのだが・・


今回の講習を受けて自分の認識の甘さを反省した。
草刈機は油断した使用をすれば実に危険な道具なのだ。
それまでそんなに危険だという認識が無かったので、
草刈機の傍でも気にせず作業をしていたこともあった、
今から思えばなんと危ないことをしていたのだろう。


考えてみれば刈刃のついた回転盤で草を刈り、細い木なら
チェーンソーのように切り倒す事が出来るのだから、
下手すれば凶器にもなる。


講座ではいろいろな草刈機による災害事例も紹介された。
転倒したところに草刈機が落ちてきたり、
草刈機が石など固いものに当たって刃が欠けて飛んだり、
キックバックといって草刈機が木に当たって跳ね返って
体に当たったり、近くで作業する人に当たったり・・・


こういった事故は即人命にかかわる。
いづれの事例も慣れからくる油断で、基本の注意事項を
守っていなかった。
草刈機をあなどってはいけない。


そのほか草刈機の点検の仕方を実習し
草刈機を使って実際に草を刈ってみた。


さんざんコワイ事例を聞いた後だけに、草刈の実習は緊張。
肩に力が入って回転数を早くするレバーをきつく握り締め過ぎ、
円盤が高速回転して、かえって危ないことをしてしまった。
緊張しているので満身の力をこめて
握りしめていることさえ気づかない。


こわがりの私には、厄介な代物である。


これでも一応、修了証書はいただけるそうな。