映画「天国はつくるものパート2」を見て

先週土曜日上映された「天国はつくるものパート2」
前評判通り感動のドキュメンタリー映画であった。

最初の場面は昔ながらの自然なお産を取り扱う
吉村医院の話。
運動不足になりがちな妊婦に昔の家事労働を体験させて
自然なお産が出来るような体作りをしていく。
どのお母さんもまだ見ぬわが子のために一生懸命体力つくり。


そして時が満ちて出産、待ちわびたわが子との体面。
可愛い可愛い赤ちゃん、感動の若い父と母。


この冒頭お産の話で、早くも自分の体験を重ねて胸が
熱くなり目頭に涙が溜まってきた。


そろそろハンカチをバックから取り出そうとしたら、
隣の友人がハンカチを目にあてて嗚咽を漏らしていた。


早い!早すぎるではないか。
まだ始まって数分しか経っていないというのに・・・
先を越されてしまった。その友人はそのあともずーっと
涙が止まらない様であった。


映画はその後も感動の実話が続く。
恵まれない孤児を沢山引き取ってわが子同様育てる
インドの夫婦。
癌宣告されて余命いくばくもないと宣告された医師が、
もう開き直って自分がやりたいことやったら(植林)
癌が消えた話。
引きこもりの若者が農作業仲間といるうちに、
引きこもらなくなった話。
ホノルルマラソンに挑戦する障害をもった娘さんや若者など。



どの場面も明るく勇気と笑いが
こみ上げてくるような印象だった。


この映画は自主上映形式であるので、
またいつどこであるかも分からないが、
機会があればもういちど見たい映画である。