高山の将来像

今日午前中、図書会館で「高山地域の将来を考える集会」
が開催された。
主催は「高山を考える市民会議」で11団体で構成され、
代表世話人は溝川牧雄氏。


この集会はこれまでにも何回か開催され私も参加してきた、
市長選後開催されたのは今回初めてではないか。


参加者数は37名ほど、11構成団体の代表もあまり参加
していなかったように思う、この機会にお会いしたい人も
いたのだが来ておられなかった。


議員で参加したのは私と伊木まり子さんだけ、他の議員も
もっと参加するものと思っていたので意外だった。


会場の雰囲気としては今回はとても和やかだった。
これまでの集会は開発に方針転換した山下市長に
対する批判がたいそう厳しかったが、今回はそのような
意見は無かった(私が聞き漏らしたかな・・)


これはやはり市長選後、山下市長が「県立医大か首都圏の
有名私立大学の誘致がなければ事業協力は難しい」と
高山開発に消極的とも受け取れる発言したことがあるのでは
ないか。
山下市長のこの発言により荒井知事はすっかり気を悪くして
「市長が考えを改めないと事業を進めるのは困難」とまで
言った。


(それまで開発推進と見えていたのに実は開発消極ともとれる
市長の発言に、内心私は胸をなでおろしたのだ)


最初に「高山里山公園」マスタープランの説明があった。
現在の自然環境を出来るだけ生かして、クラインガルテン
自然公園・里山体験学習・市民農園など夢のある構想が
次々語られた。

次に「生駒音楽村」構想の話があった。
野外音楽堂や音楽のレッスン場、録音スタジオなどが森
のなかに点在していて宿泊ロッジやレストランもあって
なんともおしゃれな空間となる。


本当にどちらも夢と楽しさにあふれていて、想像すると
胸がワクワクしてくる。
本当にこれが実現可能な夢ならどんなにかうれしいことであろう。


現実問題に立ち返ると高山第2工区の地主であるURや地権者
の理解や同意をどのようにして取り付けるかだ。
URは将来安く土地を払い下げてくれるとか、安価で土地を貸す
とかの可能性はあるかもしれない。
しかし800名余りの地権者はどうだろうか、里山公園や
音楽村構想に賛同するだろうか・・・


いやいやまだそこまで思い悩むのは早い、
先ず事業認可に向けた調査の着手を断念するという判断
が出されてからだ。
今は楽しい夢を見ていたい、いつかは実現すると信じてね・・