米軍の抑止効果は

今日は議会改革検討委員会が開かれた。


役所に行く前に何気にテレビを見たら沖縄の米軍海兵隊
について、石破茂代議士と軍事ジャーナリストの田岡氏の
異なる意見が紹介されていた。


石破氏は海兵隊必要論者。有事備えてすぐ出動でき、
日本攻撃への抑止力にもなり、中国・北朝鮮
脅威に備えるため。


石破氏らしい考えだ。


対する田岡氏は海兵隊不必要論者。海兵隊の規模が小さくて
抑止力にならない、自衛隊の方が強力。
アメリカと中国は親密で、アメリカにとって中国は
日本以上に大切なパートナーとなっている。
そして北朝鮮の軍事力はとても劣っている。


両国とも日本にとって脅威ではない、日本は現状で大丈夫。
海兵隊は在留米人を救出するのが目的である。
海兵隊で定められている救出順位は、
1番 アメリカ人 2番 帰化したアメリカ人
3番 アングロサクソン系の4カ国 4番 その他
となっており、日本人はその他扱いである。


聞き飽きた石破氏の意見と違って田岡氏の意見には
聞き入った。
テレビの出演者も田岡氏の意見に少なからず
驚いたようであった。


例えて言えばこんな心境か・・・
今まで相思相愛だと思って沢山プレゼントしサービスも
してきたのに、実はこちらの勝手な片思いで、
相手はちゃっかり受け取ってきたが、
大してこちらのことを大切には思ってくれていなかったのだ。


なんかアホらしい・・・


沖縄の米軍基地はやっぱり国外に移転してもらいたい。


議会改革検討会では議員定数について議論された。


生駒市の人口規模で現在の定数24人は平均的な数字。
多くも無く少なくもなく、いわば適正数値。


生駒市では常任委員会が4つあり、それぞれ6名の議員で
構成されているが、これも平均的である。


他市の事例をみると議員の数と財政状況には関連性は無い。


というような議論になってこの委員会では定数は現状維持
という結論になった。


市民に定数削減を望む声が多いのは節税意識からくるもので
そういう民意も考えると、報酬削減で対応する形になる
と思う。


議員報酬は1〜2割あたりの削減となるかな・・・