今日の一日

今日朝から西畑で「いこま棚田クラブ」作業。
菜の花の刈り取りと、はざ掛け作業。


菜の花は花が散った後に熟した菜種のサヤがついている。
それをカマで刈っていくのだが、これが菜の花かと
思うほど茎が太くて、固くなっており細い木のよう。


7〜8本ほどの菜の花を束ねて、竹のさおに掛けていく。
こうやって一週間ほど干してから脱穀してサヤから菜種
を取り出し、絞って油にしていく。


沢山の菜の花がつぎつぎ刈り取られて干されていくが、
暑いのでけっこう大変な作業。
相当の量の菜の花だが、多分絞ったらそんなに
沢山の菜種油にはならないんだろうな・・・


普段はお金を出して簡単に手に入れているけど、
こうして作業に少しでも携わると、菜種油が貴重に
思えてくる。


午後は関大校友の「前川きよしげ議員を励ます会」が
橿原市であって、それに参加した。
母校関西大学出身の数少ない国会議員の一人の前川氏には
来たるべく参議院選挙でも再選して欲しいと思う。


どれだけの関大校友に案内状を出したのか分からないが、
行ったら予想外に参加者が少ないのが意外だった。
奈良県だけでも関大卒は約2万人いるらしいが、一部
の人しか案内状が届いていなかったのかもしれない。


前川氏は私の後輩、同じ法学部。10歳くらい歳下。
私、歳は勝っているが、頭の中身はダンチの差。
彼は弁護士でお話もうまい、
一年生議員ながら貸金業の法律改正など
確かな実績を上げている。


民主党、かつての勢いが落ちたとはいえ、先ず前川氏
当選は揺るがないと思うのだが・・・


八木駅南口では自民党候補の山田氏(若い!)が一人
で街頭演説していたが、周囲にほとんど人はいなかった。


ひとごとながら、本当に選挙は大変だと思う。
生駒市議選は来年の4月。先のことだけどなんとなく
目の前に選挙の二文字がチラつく。


昨年「変革」を求める国民の期待を担って新政権が
発足したが、ここにきていろいろな不手際で
かつてのような支持率は到底回復できそうに無い。


でもいくら政権が変わったと言っても、
官僚もマスコミも特捜部もこれまで
60年自民党政権もとで動いてきたのだもの、
心機一転して新政権の指揮下で動くのだろうか、
むしろ面従腹背、新政権の足をひっぱるようなことも
ありえる。


その当たりのことが「官邸崩壊」という新刊書に詳細
が書かれていると聞いたので、本屋に行ったらすでに
売り切れ。


60年の自民党政権のしがらみは
ちょっとやそっとでは断ち切れないんだ。
国民も気長に見る必要があるんじゃないか、
私だって現政権の全てを肯定しているわけではないが、
とにかく以前には返りたくないし、
改革していこうとしている方面は期待している。


とにかく旧体制からの脱却を果たしてほしい。