市長タウンミーティング

6月議会もようやく終了した、
とはいえ「みどりの手紙」で6月議会報告の原稿に
とりかからねばならないから、
そうゆっくりした気分でもない。


それに次の9月議会一般質問のテーマは何にしようかと、
早くも気持ちが飛んでいく。ずーっとこの繰り返しだな。


さて、今日は山下市長のタウンミーティングが北コミセン
であった。前回は議会前だったので行けなかったから
今回は絶対外せなかった。


参加者数は約60名くらいか、
会場が広いのでまばらな感じ、議員で来ていたのは3名ほど
私、角田氏、吉波氏。


テーマは市政全般。
「市の財政状況」
市財政は必要経費でほぼ一杯、余裕の金はほとんど無し
国民健康保険が平成20年度は約2.5億円の赤字
高齢化率に比例して増える福祉施策経費


そこで・・・
この5年間で職員削減129人→10億円余りの削減。
職員給与等の見直し→年間約4600万円削減。
市長・教育長の給与引き下げ→年間約100万円削減。
行政委員報酬を月額から日額制へ→年間約1200万円減。
外郭団体への補助金見直し→年間約1000万円削減。
などなど、財政難をいろいろ努力して対応している。

行財政改革
自治基本条例の施行
常設型市民投票条例の検討、制定など


「今年度の新規・重要施策」
保育園増設・幼稚園、保育園の耐震化・
ガラス食器のリサイクル・市民の森制度・
市立病院建設・高山第2工区など・・・


限られた時間の中で、沢山の項目に渡って
市長の短い説明が繰り返された。


市政を大枠でもって把握できるので、
市長タウンミーティングは本当に勉強になる。


その後の参加者からの質問事項がまた参考になる。
保育園に関する質問が多かった。
新病院や高山第2工区、施設使用料に関するもの・・


議員定数削減や報酬削減の厳しい意見が出なかったのが
意外だった。今日も絶対出るぞと心して行ったのに・・
毎回意見を出しても、議会の動きがないから諦めたのか
呆れられたのか。


職員や市長は報酬削減を実行しているのに、
議会はどうなっているんだ思っている人もいるだろう、
そう、今議会は定数や報酬について論議しているところ。
もう、随分時間を費やしているのになかなかまとまらない。


今のところ現状維持派のほうが多いのではないか、
それを今後の議論で削減の方向にもっていくとしても
削減幅でまた合意に手間取る。
次の議会までには結論を出したい。