生駒市市民投票条例

早いものでもう7月、1年の半分が過ぎた。
歳をとると年々月日や時間が経つのが早く感じる、
子どもの時はとても一日が長かったのに・・・
この分では5年や10年もまたたく間に
過ぎるのであろう、
「光陰矢の如し」ついでに「学成り難し」


そして我が親のことを思う。
母80歳、父83歳。
この歳の両親が健在であることのありがたさ。
二人とも全く介護サービス利用無し。
とはいえ、体力や機能の衰えは年々進んでくる。
もう、この歳であればいつ何時何があっても
おかしくは無い。
あと、何年こうやって両親の顔を見れるのか・・・
本人達ももう何時お迎えが来るか分からないと、
しょっちゅう言うようになった。


何年先かは必ずやってくるお別れ、
それを思うと今のうちに努めて実家に行こう。
幸い学園前なので車であれば20分の距離、
だんだん残り少なくなってくる親と共有出来る時間を
大切にしなければと思う。


期待はずれの娘で何一つ親孝行なんて
やってこなかった、顔を見せれば喜んでくれるので
出来るのは親の元に足を運ぶ事だけだ。


さて、今日は生駒市市民自治推進会議があったので
傍聴に行った。
今回で5回目の会議開催で、私は初めての傍聴。
市会議員の傍聴者が意外に多かった、
角田・吉波・伊木・塩見・有村(市民派クラブ)
福中市議(市政改革クラブ
市民が3人。


手前味噌ではあるが、私の属する市民派クラブの議員
は私はともかくとして熱心である。
主だった委員会には大抵市民派クラブの議員が傍聴に
きているもの、
みんな間延びしたところがなく探究心旺盛。
お陰で私も良い刺激を受けて積極的になれる。


今回の市民自治推進会議の案件は
生駒市市民投票条例(仮称)」の検討について


いよいよ念願の市民(住民)投票条例が生駒市でも
策定されるのだ!

今日はいままでの議論の総まとめのような感じだったが、
聞いていると、とても良い条例が出来そうでうれしくなった。


市民投票条例は常設型で、
市民・議会・市長の三者に発議権があり、
市民発議の場合は6分の一の有権者の署名が必要。
議員発議の場合は議員総数の12分の一以上の提案で
過半数の議員の議決が必要。
市長自らも発議できるが、第三者機関の意見を
聞く事が出来る。
外国人を含む18歳以上であれば参加できる。
投票の成立要件無し(例えば投票率が50%なければ
投票を無効にするといった条件がないこと)
投票結果は拘束力はないが尊重義務はある。


大体こんなところで議論がまとまったようだ。
いろいろなメリット、デメリットが検討されて
とても勉強になった。