続きの一週間

11月2日、議員報酬・定数に関する議員意見交換会
なかなかまとまらず、具体的な数値を示したのは二人
の議員だけ。
私も市民団体からの公開質問状には具体的な数字を
示したが、こういう議論の場では削減論は言いにくい。
現状維持派の理論闘争にはなかなか勝てないからだ。
かろうじて言えるとすれば、経費削減を望む民意を慮って
(それも、どれだけの市民が望んでいるか分からないが)
ということ。


いずれにしても議会はこの件について市内12箇所で
市民との意見交換会のようなものを近日中に企画して、
その状況で判断するという運びになった。
この機会に議会や議員の活動を市民に理解してもらい、
直接市民との対話を始めるというのは、生駒市議会
始まって以来の画期的なことで、大きな進歩だと思う。
議会報告会の開催が進まない中こちらの方が先行する
形になったが、今後予定されている議会報告会も
この形を踏襲していけたらと思う。


11月3日 いこま棚田クラブが平城宮跡全国育樹祭
イベントのブース出店。
内容は竹細工(竹トンボ、竹笛、竹製万華鏡)教室。
私は万華鏡作成係で例によってたくさんの来客、
準備した材料も早くに底をついてしまった。
順番待ちのお客が後ろに並ぶと気がせいて、つい余分
な手を出してしまって、本人手づくりの機会を
奪ってしまう。こんな時に効率を優先してしまっては
ダメだな、反省。


11月4・5日 東京都町田市・小金井市の視察。
テーマは「プラーヌンクツエレ」ほとんどの人は意味が
分からないだろう。
私も知ったのは最近のこと。政治への市民参加の
新しい手法でドイツがが発祥地。
無作為抽出した市民のなかから公募市民を選び、
公平中立な第三者機関が自治体の委託を受けて
政策テーマについて議論する場を企画し
市政に反映していくというもの。


これまでのように、希望者による公募市民では
選出される人が大体固定化しがちで偏りが出てくる。
討議内容も行政が資料提供や運営をすれば公平性に問題
がある、ということで考案された。
ドイツでは各地で行われ成果が上がっているようである。
日本でも数年前から主に青年会議所が主体となって、
開催する自治体が増えてきた。


生駒市でもこの手法が応用できるかどうかの
視察であったが、一部的には取り入れることは可能。
しかし、企画主体となる青年会議所のような団体が
今のところ見当たらないので、全面的な取り入れは
難しいとの印象を持った。


11月7日 関西大学校友会生駒支部設立30周年記念
      総会
生駒市内外40名余りの交友が参加して、盛大に行われた。
講演あり美空ひばりの物まねあり、チアリーダーありの
賑やかで楽しい集いだった。
今後も交友が集う機会を増やしていって、交流の場つくり
を工夫しなければと思う。
私は力量のない幹事長、もっと役員の数も増やせないものか。


11月8日 特別職報酬審議会の傍聴
今、渦中の議員報酬についての審議。傍聴市民一人
後は議員が5〜6名。
たくさんの資料が用意されていて極めて理論的な論議
ここでの最終答申は注目される。


11月9日 「歩く会」 
市内の奥様方と生駒の里山歩きを楽しむ会。
里山の状況も観察しながら、生駒の自然美を堪能。


11月11日・12日 山口県防府市広島県呉市視察。
テーマは「議会基本条例と議会改革」について。
生駒市も議会基本条例の制定はこれからの取組みで、
先進自治体がどのような手順で条例制定まで至ったのか
を学ぶ。
議会改革については生駒市もこの4年間の取組みで成果
を上げているところもある。
他市との比較検討でさらなる改革箇所を学ぶ。