市政報告

昨夜何気に外を見たら雪が積もっていたので驚いた。
今日は「いこま棚田クラブ」作業日、もし雪が
残っているようであれば、急な坂道なのでとても
現地までは行けないが、
幸いにも今朝は雪は残っていなかった。


今年最後の作業、年末時でも25名くらい来ていた。
私は畑の収穫作業、大根・ふとねぎ・小芋・白菜・・
どっさりの収穫物。
しかし、寒い。
一生懸命作業してもちっとも体はぬくもらない。
山間部なので日当たりが良くないところには雪が
残っている、天気は良いが風が強い。


午前中に作業終了。又来年も西畑で自然と遊ぼう。


昨日の有村京子の市政報告会。年末の多忙な時期
しかもこの寒さの中、どれくらいの人が集まるだ
ろうかと思ったが、なんと10名もの人が参加。
しかも一人の方がプチケーキを持ってきてくださった、
きゅうきょ、暖かいお茶を入れてティータイム。
こういうのも、ほっこりしていい感じだ。


テーマは最初から最後まで「議員報酬・定数問題」
意見も多く出て時間が足りなかったくらい。


まず、12月議会最終日の議決結果の報告や当時の状況
の説明。


それから議員報酬・定数を巡るこれまでの一連の
出来事を平成19年8月に「見張り番・生駒」から
出された要望書の紹介から始めて、
「議会改革活性化部会」「行政改革推進委員会」
「削減をもとめる会」「特別職報酬等審議会」
生駒市議会と市民の意見交換会
「三市民団体からの意見聴衆」
「見張り番・生駒」からの意見聴衆など
それぞれの状況を説明した。


参加者からもいろいろな意見が出た、
削減派ばかりではない。
意見交換会についても、初めてこういう会が開催された
ことは評価されたが、議員個人の意見が聞けないことに
批判があった。


12ヶ所で開催された意見交換会であるが、
全部参加された方によれば「あすかの小学校」の会合
が一番良かった、市民も喜んでいたそうだ。
「あすかの小学校」は私の属するA班で、議会内では
議員の突発的な行動があったと一番問題になった
ところなのに、実は市民サイドでは評判が良くて
皆さん満足げに帰られた人が多かったそうだ。


ここは市民が議員の個人的な意見を強烈に求められて
それで、それぞれの議員が自分の考えを述べたのだが、
確かに、私が考えを述べようとすると拍手が
沸き起こってかえって恐縮してしまった次第である。
また、会が終了した時にも拍手がでたそうだ。


会場によって議員個人の意見が披露されたり、
されなかったりだったのだが、この「あすかの小学校」
以降は議員は個人的な意見を述べない、ということが
徹底された。
その代わり、どうしても聞きたい人は会が終了してから
個人的に議員のところにいって聞いてください、
ということになった。


でも、終了後議員に聞きに行く人は誰もいなかったように
思う。
あの議員個人の意見を聞きたいと強く要望されたのは
なんだったのだろう・・・
でも、そこではっと気づいた、議員個人の意見を個人的に
聞きたいだけなのではない、みんなの前で議員個人の考え
を披露してもらいたい、と言う思いもあったのだ。
だから、自分だけこっそり議員の意見を知っても楽しくない
みんなで聞きたいのだ。


今回報酬は12%削減した事で、報酬についてはあまり
批判的な意見はなかった。
でも、定数削減には全く触れなかったことで参加者の
多くに憤りの思いがあることを感じた。
なかには定数削減が次ぎの選挙の争点だ、
とまで言われる方もいたが、どうなんだろうか。


削減を求める直接請求の署名が約7000筆も集まった
ので、「議会と市民の意見交換会」に参加する市民
の数ももっと多いのかなと思ったが、12会場に
参加した市民の数は延べ人数247人、リピーター
もけっこうおられるので実際の参加者数はまだ少ない。
これは、多いのか少ないのか・・・・
こんな様子で選挙の争点までに盛り上がるのかな。


12月議会で報酬約12%削減という一応の決着は
ついた。定数に全く触れなかったことでまだ火種は
残っている。
来年の3月議会がラストチャンスで定数削減の議案を
あげることは可能。でも、今の議会のこの状態では
たとえ定数削減2にしても賛同する議員は増えないだろう。
どうしたものか・・・
現定数24のままで改選を迎えることに成るのか。