生駒市環境シンポジウム

凍りつくような寒い日。
そんな中、中央公民館で生駒市環境シンポジウムが開催された。
テーマは「地域からのごみゼロ社会への挑戦」で町田市と葉山町
の取組みが紹介された。

町田市はゼロ・ウエイト宣言を目指している。
これは資源の徹底した再利用と再資源化を目指すとともに、
ゴミの発生そのものを抑制して出来る限りゴミのそのものを
無くそうという考え方だ。


すでにゼロ・ウエイト宣言をしている自治体はある。
徳島県上勝町や福岡県大木町、熊本県水俣市
いずれも人口規模が小さく水俣市でも2万9千人で、自治体が
小さいから可能という見方もされてきた。


しかし町田市は人口42万人で生駒市の12万人よりもはるかに
多い。その町田市が大胆にもゼロ・ウエイト宣言を目指す
というのであるから、生駒市としても大いに励まされる。


町田市の取組みが詳しく紹介された。


こんなに重要なお話なのに、最前列に座っていた私は不覚にも
時々意識が遠のいて眠ってしまった。
サッカーアジア大会を最後まで見ていたので就寝が深夜になり
すっかり寝不足になっていたのだ。(おまけに優勝して嬉しか
ったので気持ちが高ぶりなかなか寝付けなかった)
講演会終了後、会場内で販売されていた講師執筆の書籍を買って
寝ていた分の埋め合わせの勉強をする。


またシンポジウムでは環境行動賞表彰式も行われ、
西畑の棚田を守る会といこま棚田クラブが表彰された。
私もいこま棚田クラブの一員として壇上にあげてもらった、
私など新参者で大して貢献できていないのに、こんな晴れがましい
席に加えていただいて申し訳ない気持ちだ。


とはいえ、こうやって生駒市から表彰していただくとやはり嬉しいし
遣り甲斐もひとしお。注目度も増すし大いに励まされる。
これからも頑張っていこうという気持ちがわいてくる。
環境行動表彰式に該当する個人や団体はまだ他にも沢山あるので
こういった形でエールを送るのはとても良い事だ。


ただ今日は厳寒のせいかシンポジウムに参加する市民の数が少なめ
だったのが少々残念だった。