ハートサロン(6月議会報告)

一昨日は久しぶりのハートサロン。
参加者は少なく私を含めて6名、この暑さの中ここまで足を運
んでくださっただけでもありがたい。


6月議会報告であるが、主な項目は四つ。


「副市長人事について」
 人選に当たって生駒市のような人口規模では珍しい全国公募
だったので、けっこうマスコミで取上げられ生駒市の宣伝にも
なった。(しかもタダで)
生駒・大阪・東京で説明会が行われ応募が380件、一次選考
は論文、二次選考は面接で激戦を潜り抜けて選考されたのが

小紫雅史氏 品川区在住(就任後は生駒市に移転予定)37歳
一橋大学卒・米国シラキュース大学院留学、平成9年環境庁

もと国家官僚の優秀な人材が生駒市の副市長に!

5年間空席だった副市長がやっと決まった、山下市長も今まで
一人で頑張ってこられて大変だったと思う。
これからは副市長と分担できるので、もっと市長の活動エリア
が広がるのではないだろうか。



「議会改革特別委員会の設置について」
 あいかわらず市民からは厳しい指摘を受けている生駒市議会
であるが、これまでの4年間でかなり改革度はアップしている。
早稲田大学マニュフェスト研究会議会改革調査部会資料によれ
ば、全国1356議会(県・市・町・村)中、72位でこれは
なかなかのものである。
しかしまだ改善の余地はある。
例えば・議会基本条例の制定・議会報告会の開催・反問権・
議員間討論・・・など取り組むべき課題は残っている。


 改選前からの課題である議員定数削減について、削減派議員
が3名から改選後は10名に増えている。
選挙時の公開質問状に削減賛成と回答しているのが
有村京子・角田晃一・桑原よしたか・西山ひろたつ・樋口稔
山田こうぞ・山田ひろみ・吉田まさと・吉波伸治
選挙公約に掲げていたのが樋口きよひと 以上10名。


あと二人削減派議員が増えれば、定数削減が実現する。

でも上記の10名が削減の意思をつらぬくかどうか分からない、
選挙時の公約がだんだん変わっていくことは珍しいことではない
各支持者がその変化をどう理解するかだ。


生駒市病院事業計画推進委員会委員の議会推薦について」
 この推進委員会は病院事業計画策定や指定管理者との協定、
病院事業の運営状況の改善などに重要な役割を果たすもので
あり、その委員には医師会代表や有識者、公募市民、
議会代表などであるが、議会代表について私には不本意
選出となってしまった。


先ず、伊木まり子議員が自ら立候補されて推進委員への意欲を
熱く語られた。私は彼女の医師としての経歴経験に照らしても
また、病院建設に対する並々ならぬ熱意を見ても一番適役だと
思う。
しかし残念ながら多数決の結果、選出されたのは樋口きよひと氏。


投票結果は
伊木まり子(本人立候補)9票。(有村・角田・西山・樋口稔・
      吉波・山田ひろみ・桑原・山田こうぞ・伊木)


樋口きよひと(他薦)12票(塩見・吉田・吉村・白本・中谷
      井上・山田正弘・下村・恵比寿・成田・樋口・中浦


浜田けいすけ(他薦)3票(浜田・上原・竹内) 

今まで新病院については協調行動をとっていた共産党が独自候補
を立てたことも痛手だった。