稲刈り

今日、いこま棚田クラブ作業日。
待ちに待った稲刈り、総勢25名ほどで行う。
稲を刈る者、刈った稲を束ねて藁で縛る者、束ねた稲をはざ掛
けする者。
それぞれ分担作業をして3時間弱かかってようやく終了。


私は稲を束ねて藁で縛る作業をしたが、すぐ緩んでなかなか
しっかり藁で縛れないもたもたしていた。


はざ掛けする稲束の量が多すぎて、稲をひっかける竹が折れた
り、稲刈り作業中にマムシが出てきたりした。
今回初めてマムシを至近距離で見れた、あまり長くなくて頭が
三角。
涼しくなったせいか動きが鈍かったので誰も噛まれなかった。
場合によってはマムシは人間に向かってくることもあるという
から油断できない、この辺りはマムシが出ると聞いてはいたが
こうやってじっくり見てみるとあまり気持ちの良いものではない。


でもマムシはけっこう生態系の頂点に位置しているので
マムシの生息環境=健全な自然環境、ということらしいので
もう少し好意的にマムシを見よう。


それでこのマムシをどうするのかと思ったら、竹にはさんで
立てかけて日干しの刑。まだうねうねと動いていた。


はざ掛けして一週間ほど天日干しをしてから脱穀
いろいろ手間隙、時間を掛けて昔ながらの手法で収穫するので
あるが、とれた米は金額にして4〜5万円になるらしい。


なかなか厳しいな、甘くない。


それにしても灼熱の作業からようやく開放された、
秋風に吹かれながらこの風光明媚な暗がり峠での野外作業は
疲労度も軽減され、仕事ははかどる。
やっと作業が快適にできる季節がやってきた。


ここ西畑の休耕田はまだ多く残っている、全て田や畑として
よみがえったらどんなに壮観だろうか。
まだまだ足りないマンパワー・・・