ハートサロン(9月議会報告)

一昨日は、ほぼ毎月一回恒例の奥様対象井戸端会議風の
市政報告会。


集まる人数もひところよりは少なくなって今回は6名だった。
少なくなった理由の一つには高齢化で出歩くのが難しくなった
り、病気が進行して外出できなくなったりである。
サロンを始めて約5年、いろいろ事情も変わってくる。
多い話題が病気や健康、誰それさんが倒れたとか亡くなった
とかの淋しい話はほぼ毎回でる。


いずれは皆大体同じような道をたどるもの、哀しいけど定め。
だけどそのなかにあって、感動やら喜びやら感謝があるから
そう哀しいというものでもなく、人生は味わい深いものだと
したい。


いつも皆さんの最大の関心事が新病院で、伊木まり子さん
には大きな期待と関心が寄せられている。
今回伊木議員が病院事業推進委員にもなれず新病院特別委
員会の委員にもなれなかった事については、大変驚かれた。
そして病院は予定通り開院できるのかと不安になられる。


もうこれ以上開院予定を遅らせることはなんとしても
避けなければと思う。


あと、原発関連の話を望まれたので一部紹介した。


3月11日以降世界は変わったと、京大助教の小出先生が
よく言われるが、私も同じような気持ち。
原発事故以来毎日ネットで1〜2時間情報収集している、
テレビや新聞だけでは分からないことが沢山ある、
毎日毎日新しい情報がある(嬉しい話は滅多にないが)
放射能汚染がいろいろな形で顕在化していく、一体
解決方法があるのだろうか。


そもそも狭い日本に原発が54基もあること事態が尋常
ではない。
世界の原発保有国上位5位を見てみると・・・
2008年データ
一位 アメリカ  104基 
二位 フランス   59基
三位 日本     54基
四位 ロシア    27基
五位 ドイツ    17基


原発保有数は日本第3位であるが国土面積に対する比率
からすると日本の原発密集度はぶっちぎりの第一位。


アメリカの国土は広大であり原発地震の多い太平洋側を
避けて、大部分を東側か内陸部に立地させている。

フランスも日本より広い国土であり、ドイツは日本と同じ
くらいであるが、両国ともヨーロッパプレートにのって
おり、日本のような地震国ではない。
 

ロシアは比較にならないくらい広大な国土である。


日本は狭い上に世界でも有数の地震国、そこに54基
原発。不思議な国ニッポン。


国土が狭いから一箇所の原発事故でも日本中が影響下に。
ドイツ気象局から連日放射能飛散状況のシュミレーション
がネット上で公開されていたが、風向きによっては
北海道から九州鹿児島まですっぽりはまっている日も
多々あった。(沖縄はセーフ)


福島県から海側の上空にとんでいった放射性物質
アメリカの西海岸地域で検出されて問題になるくらい
だからもう日本とはいわず、世界中に拡散してしまった。


というような話をしだしたらなかなか尽きなくて
時間をオーバーしてしまった。
意外なくらい皆さん原発問題に関心を示されたので、
次回も原発の話題に決めた。