菜の花プロジェクト・校友会総会

光明にある遊休地をエコネットが利用して菜の花プロジェクト
等を行っているのであるが、先週の中頃から菜の花などの
種まき作業が始まった。


参加者は市民が5名と市職員が一名。
午前中一杯かかって草刈や耕し作業、種まき等を行った。
晴天だったので秋の涼しさにもかかわらず汗だくになった。
私は珍しく草刈機を使った、一応講習を受けていたのだが、
講習では怖い事故事例の話が多かったので、臆病な私は
すっかり怖気づいて草刈機を手にすることはなかった。


今回は幾分操作が簡単な機種だったので、初めてじっくり
使わせてもらった。
30分ほどであったが、緊張と機械の重さがだんだん増してき
て汗がしたる。
振動がけっこう手に伝わるので、使用時間は連続30分まで
ということ。
下手でも何でも実際やってみないと身につかない、使い始めは
トラ刈りのようでもだんだん慣れて来る。


澄み渡った秋空の下での作業は気持ちがいい。



16日は関西大学校友会総会があった。
私は代議員なので参加した。
議員であれば自動的に校友会の代議員になるらしい、
私など大学時代は全く埋もれた存在で迷惑はかけても何の
貢献も母校にしてこなかった。


だけど議員なので代議員としていろいろな招待や案内が
送られてくる。年に!〜2度くらいは関大に行く機会が
あって、みちゆく大学生に当時の若かりし頃の自分の姿
を重ねてみる。


あの時はうるわしい(?)女子大生、それが今じゃ・・・
かけがえのない大学4年間をなんでもっと大切にしなかった
のだろうと、悔やむ思いがある。
最初から最後までアホな学生だった。


総会記念講演はなかなか良かった、タイムリーな内容。
テーマは「東日本大震災の教訓をつぎの南海地震にいかす」
講師の河田教授は政府の防災会議の座長をされていてテレビ
にもたびたび出演されているようだ。


このたびの震災被害の特徴は
・241市町村に渡るスーパー広域である
地震津波原発事故と複合している
ライフライン(鉄道・道路・電気・電話など)が長期
 機能不全に渡った事
・死者行方不明が約2万人と多数
・死者の6割が高齢者で津波到来まで約30〜50分の時間
 がありながら、なかなか逃げなかった


そして非難が遅れた理由に、従前のハザードマップ
かえって安心材料になってしまったこと。
(マップ上では危険地帯ではなかった)


現状を正確に伝える津波警報の第2報が、すでに停電に
なっていた影響で伝わらなかった。
(伝わった第一報は甘い数値であった)


こういった事情で住民や消防署の非難行動が鈍くなったという。


これまで記録された世界の津波ワースト11のうち、
6件が日本。本当に地震津波も多い国だ。
津波地震と違って、怪我をして生き延びるケースがほとんど
なく、生きるか死ぬかのどちらかなるらしい。


恐るべし東南海・南海地震
これから何が起こるか分かったものではない。