この一週間

もう一月も中旬、新年は行事が多いので特に月日の流れ
が、早く感じられる。一週間などまたたく間だ。

10日は初出式、議会と行政側(市長や職員)と新年
初顔合わせ。いつもは市長と議長が新年の挨拶して終り。
今回は市長から施策の説明有。


なんとあれほど消極的だった給食食材の放射能検査を
2月から実施するといううれしい報告だった。
なにしろ奈良県内初ということでテレビ新聞にも結構
大きく取上げられた。
やはり一番乗りはインパクトが大きい、さすが生駒市
と、他市の環境仲間から羨ましがられた。


このたび食材検査を始めるに至った理由は、昨年12月
厚労省が新基準を示したこと(1キロあたり牛乳50
ベクレル・一般食品は100ベクレルとこれまでの
暫定基準値の5分の1になった)


検査対象は全ての食材ではなく、東北関東など放射線
の高い産地の食材で、基準値を超えた食材は使用しない
ことになった。


今回の給食食材の放射性物質検査そして既に行われている
食材の産地公表など奈良県内では一歩も二歩も先んじた
取り組みはありがたいと思う。


先ずは大きな前進。
でも、もう少し欲張りな気持ちで言えば・・・
検査の検出限界値が50ベクレル/㎏では、限界値が
大きすぎるんではないかな・・・
もう少し精度の高い検査(せめて10〜20ベクレル)
で検査結果を全て公表してほしいと望むのは無理な話か。


食材の産地を見ても検査に該当する地域のものは少ない
ので、難しいことではないと思うのだが。


11日は消防出初式。生駒小学校の校庭で行う。
毎年寒い思いをするのだが、今年はまだマシなほうだった。
風がつよくて土ぼこりが舞い上がっていた。
数々の消防車両・救急車両や隊員の訓練風景を見るにつけ、
その頼もしさにほれぼれしてしまう。
消防団員の行進なんか見ていると、いつも警察学校の教練
と重なってなつかしい感じがする。
制服姿の女性消防隊員はまるで婦人警官のようだな。


12日は議会報告会の準備会。
やはり市民の前に出るとなると、それ相応の準備、心構えが
必要。生駒市民はレベルが高いのでどんな難問が寄せられるか
戦々恐々である。


13日は奈良文化会館で環境シンポジウム
テーマ「奈良の市長たちが語る、これからの環境政策
なんと、奈良市橿原市生駒市の3市長がパネリスト
というからこれは必見である。


やや遅れて会場到着、驚いたことに会場満杯。
どうにか見つけた空席ひとつは最後尾、資料も品切れ、
パワーポイントもほとんど見えず。
基調講演者の声も聞き取りにくく、もうさんざん。


後半の3市長の話は聞こえやすくてよく理解できた。
環境政策充実度はやはり生駒市が一番、こうして3市
並べてみると違い歴然。
会場には生駒市外の環境仲間も沢山来ていて、これで
また「生駒市環境政策進んでいるね」と羨望の的に
なるであろうな、いい気持ちだ。