自動車学校

今日6回目の単車卒業検定、昨年12月末から受け初めて
延々落ち続けて今日まで至り、今回も多分ダメだろうと
半分諦めの境地で臨んだ卒業検定だったが・・


なんと「合格」したのだ!
まるで夢のようだ、うれしくてうれしくて・・・・
これまでの長い長い道のりを思い出して感無量。
よく、合格したものだと思う。


今日は決して調子は良くなかった、何回受けても緊張する
ものだ。
発進時にふらついて不安定走行、今まで問題なく走行
していたS字カーブでも脱輪しそうなくらいガクガクしていた。
そして難所の一本橋(30センチ幅、高さ5センチの細長い道)
今まで一番脱輪して失格する場所。


それが今回は安定して最後まで走行できた。

そしてスラローム(ジグザグ走行)、なんとかコーンを
倒さずまあまあの速さで走り抜ける。


それから急制動。40キロ以上のスピードを出して
決められた範囲で停止する。


ここでブレーキを早く掛けてしまったのでやり直し。
(一回だけのやり直しは容認される。)
やり直しでクリア。


そして一番苦手のクランク、(2箇所の90度連続カーブ)
途中で止まったり足が着いたりしがちな難所。
それが今回はあっけないほどすーっと通り抜けて、
自分でもびっくりしてクランク出口で気が抜けてしまった。
それで大回りの左折になってしまったが、なんとか発着点
に戻って単車を止め、降りた。


もう体がガクガクして、「合格したんかな」と不安な
気持ちでアナウンスを待ったら合格を意味する
「黄色いテントで待機してください」と言われて。
あー、やっと合格できたと分かって、
へなへなとへたりそうになった。


どうせ落ちると思って次の検定曜日や補講練習の日も
予定していたのに、よくぞ通ったものだと思う。
ここにいたるまでの道のりを思うと、いつまでも
しみじみと感動するね。


雨の日も寒い日も練習し、何度も単車と共に倒れ足に数々
のアザをこしらえ、なかなか上達せず先生にあきれられ、
若い教習生の中で場違いのおばちゃん
自分でもイヤになって挫折しそうな日々。


でもでも何とか続けて今日の日を迎えることが出来た。
本当に良かった。
うれしくて、先生方にお礼を言いにいった。
単車の先生は本当に一生懸命教えてくださる、
単車はすぐ受傷事故につながるので、もう真剣そのもの。


厳しい先生もいたけど大半は優しくて励ましモード。
奈良自動車学校の先生は優れた素敵な人たちだ。


今回の免許取得は良い体験になったし生涯の思い出になる。


それでまた欲を出して、お礼のついでに
「今度はマニュアルのバイクの免許、とりにきますね。」
と言ったら「えーっ」と絶句した先生もいた。

 
取得した免許はオートマバイクつまり400CCのビッグ
スクーターしか運転できない。
やっぱりバイクはマニュアルでないと。