福岡に視察

今日は寒さが緩んだが、ここのところの冷え込みの
厳しいことよ。日本各地で豪雪被害が出ている。
大変な状況をテレビで見るにつけ、ここ奈良の地に
住まうありがたさをつくづく思う。


私はあのような寒さ厳しい豪雪地帯には到底住めない。


日本だけでなく欧州でも極寒で300名ほど死亡した
というから、どこも大変なことになっている。
だんだん住みづらい地球になってきた。


さて2月1日、最終議会報告会が夜7時からコミセンで
開催された。
平日の夜間開催は、お勤め帰りの会社員の参加も期待
してのことであるが、それらしき人はほとんど
いなかったように思う。
市民参加者数は17名ほどで、意外と少なかった。
質問もあまりなくて20分も早く終了した。


これで4箇所で行われた議会報告会全て終了。
市民からの質問や要望、アンケートはほぼ全て記録され
、これから対応策を検討していく。

かなり量が多いので、随分時間がかかりそうだ。


2月2日・3日は福岡県の方に視察に行った。
メンバーは議会運営委員会の委員10人と議長・副議長。
奈良より南に向かったのに、いやもう寒いのなんのって。
新幹線も雪で遅れ、山口県ではまるで雪国のような景色
だった。


2日は久留米市の市議会を視察。
久留米市生駒市よりも3倍近く人口が多い。
ブリジストン発祥の地でありB級グルメで有名なもの
(ラーメン・焼き鳥など)がある。


議会運営や行政の政策評価についての視察が目的。


議会運営について、場合によっては生駒市の方が
先進的な部分もあった。
例えば議会報では久留米市は一般質問者の名前が
記載されていなかったり、議案に対する各議員の賛否
は掲載されていなかった。
このあたりの情報公開は生駒市の方が先んじている。


行政の政策評価については、まだ生駒市議会では
取り組んでいないので、何かと参考になった。


各政策について評価と、今後の方策を議会が示すもの
であるが、かなりの時間をかけて検討、調査されたようだ。
ただ、せっかくの提言がどこまで行政の施策に反映された
のか、その検証がまだ未定ということだった。


久留米市議会も今回試行的に行ったので、今後「政策評価
をどうするか決めていないとのことだった。


3日は大野城市の市議会視察。
テーマは「議会運営と予算委員会常任委員会化」

大野城市生駒市よりやや小さめの自治体で人口約9万5千人。

議会運営については、議会報告会や本会議のインターネット
配信がまだされておらず、生駒市議会の方が進んでいる面
もあった。


予算委員会常任委員会化については審査がしやすいように
連合審査会が設けられており、予算委員会と各常任委員会
との連携が図られていて、工夫されているのを感じた。


私達の視察にあたって、大野城市議会議長が直々に最初から
最後まで解説されて、これには驚いてしまった。
議長の議会改革に対する強い思いいれが伝わってくる。


二日間とも寒さに震えた視察であったが、奈良に戻って
気候の穏やかさにホッとした思い。
やっぱり奈良(生駒)は良いところ、ここに住めて幸せ。