いこま山のようちえん

月日の経つのは早いもので前回のブログから早一週間。
もう季節も春、とはいえ日によって寒暖の差が大きい。


26日月曜日は生駒棚田クラブ作業日だったが途中で
雪が降り出して震え上がった、やはり西畑は標高が高い。
作業は畑の収穫で小松菜・ほうれん草・水菜など
沢山あって全員に分けても持ちきれないほどであった。


この日は「山の幼稚園」の行事とも重なって、西畑の
棚田は沢山のこどもや若いお母さん達であふれかえり
たいそう賑やかな風景となった。


豊かな自然の中で子ども達が走り回り、それを優しく
見守る母親達、本当にのどかで楽しい景色だ。
こうやって時々は「山の幼稚園」の子供達に会えるのも
楽しみの一つ。


「山の幼稚園」もスタートしてから4年経つが随分子供
達が増えて驚くばかりである。
聞けば希望者が多くて対応できず、断らざるおえない
状態だそうだ。


「山の幼稚園」は園舎にこもらず、森などで自然体験を
主とする幼児教育で、元々はデンマークで「森の幼稚園」
という名称で1950年代に始まった。
日本でも約10年前から広がり始め、奈良県では2団体ある。


「山の幼稚園」代表は自身も4人の子育てをしながら、
この活動に力を注いでこられた。
今ではテレビや新聞でも取上げられ、
段々認知度は高まりつつある。
そのユニークさゆえ、なかなか世間の理解を得るのが
難しかった面もあったと思うが、よくここまでやって
こられた。


幼少期に自然と触れ合うことはとても大切なこと、
これからも、「山の幼稚園」の更なる充実と発展が楽しみだ。