ハートサロン

今日はハートサロン、市政報告会。
集うのは年配の方が多いので、体を悪くされたり不自由
になったりして、だんだん参加者が少なくなっていく。
歳をとれば健康上の不安も増えていく、それだけに
皆さん市立病院の開院を心から待ちわびておられる。


これまでなかなか良い報告ができなかったが、今回
やっと最大の朗報を届けることが出来た。
病院施設建築工事予算が16対6の賛成多数でもって
可決されたのだ、これで病院事業計画は確実に
進んでいく。
ここに到るまでは、更に遅延するのではないかとか頓挫
するのではないかとかいろいろ気を揉む事が多々あった。
今回の建築工事予算の可決によって、もう大きな心配は
無くなった。


後は、協定書や地域医療連携や管理運営協議会などまだ
詰めていかなければならない事項は残っているが、大筋
では27年開院に向けて前進あるのみ。


私もほっとしたが、ハートサロンの皆さんもどれほど
喜ばれたことか。


生駒市は市民の6割程度が市外の病院に入院している、
誰だって、いい病院であれば住み慣れた地元の病院で
医療を受けたいと思う。
市立病院ができれば市外に流出していた患者さんも、
戻ってくる、市立病院は主に急性期の患者さんを扱うので
患者さんの症状が落ち着いたら、回復期に適当な市内の
病院や診療所を紹介する。
こうして、市内で症状に見合った医療機関を利用できる
という地域完結型医療が実現するので、既存の病院も
診療所も市立病院とともに共存できる。


そしてそれは患者さんにとっても、ありがたいこと。