読書の正月

明日は議会初出式、今週から棚田クラブの作業や、
あさみどりのダンスレッスン、宝の里の野外作業やらが
開始されるのに、私ときたら相変わらず何も参加できない。


もうかれこれ2ヶ月ぐらい休んでいる、勿論バイクも乗らず。
骨折は完治するまで本当に長い、バイク乗る気分も失せて
しまわないだろうか。(そうなれば、家族は安心するが)


さて、正月から少し時間が出来たので、かねてから読みたか
った本をやっと読むことが出来た。


1冊目は「夢をかなえるゾウ 2」ーガネーシャと貧乏神ー
文中にガネーシャの教えが幾つか出てきて特に気に入ったのが、

「辛い状況を笑いにして人に話す」

ガネーシャいわく、「失敗したことや恥ずかしいこと、みじめな状況
ちゅうのは出来るだけ人に話して笑いにしたらいいねん。そうしたら
人目を恐れずに色んなことに挑戦できるし、自由に生きることが出来
るんやでー」

名言である、なんとなく体験上分かるような気がする。
自分を笑いのネタに出来るなんてすごく楽しいこと、そういう人に私
はなりたい。


2冊目は「検察の罠」


昨年末、国政選挙に関わるようになって、何故小沢一郎氏がここまで
ネガティブキャンペーンのターゲットにされるのか、そしてダーティ
なイメージが国民に刷り込まれているのか、不思議でならなかった。


それまでの私は断片的な知識で、小沢氏に対してはあやうく冤罪に
陥れられそうになった気の毒な政治家という印象だった。
だから「小沢」というだけで顔をしかめる人達がいることが意外でも
あった。
この本を読むことによって疑問が解けると共に、この国の検察や
マスコミのあり方には戦慄を覚えるものである。


2009年3月から3年あまりかけて「西松建設事件」と「陸山会事件」
小沢一郎は建設会社から巨額の闇献金を受け取った」というイメー
ジが刷り込まれてしまった。


西松建設事件」とはどのようなものか。
小沢氏の秘書が西松建設からの献金を隠す為に、「新政治問題研究会
と「未来産業研究会」というダミー団体を通して献金を受けたかのよう
に偽って政治資金収支報告書に虚偽記載をしたというもの。


2010年、1月の公判で検察側の証人によってこのストーリーは崩壊。
西松建設の元総務部長が両団体とも西松建設から独立した団体であり、
活動実績もあったと証言した。
つまり秘書はまぎれもない政治団体からの献金を記載しただけという
ことで、「西松建設事件」はシロとなった。


その後「訴因変更」という手続きによって裁判のテーマは「陸山会事件」
に移っていくのであるが、ここでもかなり強引というか無茶なことが行わ
れたようだ。