成人式

朝からみぞれ混じりの冷たい雨の降る今日は成人式、
こんな悪天候での成人式は初めてのような気がする。
晴れ着の振袖が雨露で汚れないか気がかりだった。


式典はいつもならもっとザワザワと騒がしいのに、
今回は来賓の挨拶が少なかったり、イベントの順番を
調整したり、談話室を設けたりして工夫されていた。


その上、山下市長が挨拶前に強い口調で私語を慎むよう
諭したので、通常より随分静かでお行儀が良く、
なかなか節度ある式典だったと思う


参加者はスーツと振袖で、会場一面若さと華やかさで
湧き立つようだった。
一年の季節で例えれば、この若者達は春の季節だろうか。
子どもから大人になって自立へのスタートラインに
立っている、これからいろいろなことがあるだろうな。
全ての物事が成長の糧となるよう願わずにはおられない。


私はもう冬も近い秋の季節だろうか、折り返し点を過ぎて
仕舞い支度も考えるようになってきた。
先日も知人が亡くなった、ダンスでパートナーにもなって
くださった方でまだ若かった。
何と言うことだろう、あっという間だった。


こうしてだんだんお別れする機会も増えてくる。


80代半ばの両親は「知り合いがどんどん亡くなって、誰
もいなくなっていく」と嘆いていた。
長生きするのはめでたくもあり、淋しくもある。


また、今日は西畑での大とんどの日でもある。
今回私は全く参加していないが、皆、昨日からこの大とんど
のために竹の切り出しや、やぐら組みなど大そうな準備を
しているのだ。
この悪天候で大とんどが行われたのであろうか、そして
参加者はどれくらいあったのであろうか・・・
などと気にしていたら、予定通り開催されたとの連絡があった。
でも参加者は少なかったようだ。


私は骨折のためいろいろな予定が狂ってしまった。