ある地域医療連携室

一昨日、知り合いが地域連携室に勤務する郡山青藍病院を
訪問して、どのような地域連携の取り組みをしておられるのか
数名で聞きに行った。


青藍病院は大和郡山市にあって病床数140床、救急指定病院
で20年余りの実績がある。


当院の地域連携室では院内に医療相談室を設け入院中の患者から
の転院や退院後の相談を受け、専門の相談員が対応している。


主な相談内容としては、入院生活上のこと、入院中の医療費のこと
退院後の生活について、転院の希望、介護保険など社会資源の利用
についてなど・・


入院できるのは原則3ヶ月までなので、次の受け入れ先を確保する
ためにも他の医療機関との連絡、連携を密にし、患者に有利な環境
が継続されるよう、ここの地域医療連携室のスタッフは努力している。


入院も長期に渡ると経済的なこと、転院先のこと、家族の不安など
治療以外の問題が出てくるのでソーシャルワーカー的な役割をする
ところも必要になってくる。


今回は地域医療連携室のひとつの側面を学ばせてもらった。
すごく忙しそうな中、時間をさいてもらって恐縮。