「政治と生活を考える会」

2月17日 日曜日 エル大阪南ホールで
「政治と生活を考える会」主催 「明日へと繋げる為の集い」
が開催された。


会場には100名以上の人が集まり、若い人も多かった。


関西の政治家に「今の思いを」を聞くという企画で、
元「未来の党」や「生活の党」の現職議員や前議員ら7名の話
があった。


勿論、中村てつじ氏も発表者の一人。


それぞれの議員や前議員が昨年の衆院選の感想やこれからの決意、
そして「生活の党」の公約について話された。


「生活の党」としては今苦しい局面に立たされている、来るべき
参院選についても厳しい状況であることには変わりない。
それでも党の公約や基本的考え方は、これからの日本のあるべき
姿を指し示すものであると私は思っている。


「生活の党」の基本政策のひとつ
原発ゼロで経済成長を実現するー


原発の再稼動、新増設は一切容認しない。遅くとも2022年
 までに 最終的な廃止を決定する。
高速増殖炉核燃料サイクルは全て廃止する。
天然ガスコンバインドサイクル、最新型石炭火力など世界一の
 日本の 高効率発電技術を活用し国内外に積極的に拡大をはかる。
・蓄電池、燃料電池など新エネルギーの技術開発を進めて新産業
 育成。
・完全な発送電分離を行い、電力供給体制を抜本的に改革する・・・


環境先進国ドイツでは福島原発事故を教訓として、10年以内の
原発廃止を決定した。


米原子力協定は2018年で、その30年間の効力を終了する。


原子力発電所から出る核のゴミは、各原発敷地内に保管されている
が、これが早い所ではあと2年で満杯になる、その他のところも6
年で満杯。
有効な処分技術の無い核のゴミを、原発を再稼動してこれ以上増
やすことは出来ない。


天然ガスコンバインドシステムについては既に実用化されている。
中部電力は40パーセント、ガスコンバインドを利用している。


関電も和歌山県大飯原発よりも発電量の多い、天然ガスコンバイ
ンドシステムを検討中というから、そう遠くない未来には日本中で
脱原発も充分可能だと思う。ただし、政治的決断が必要であるが・・・


今の政権に脱原発のシナリオが期待できるだろうか。難しいだろうな。


集会のあとは懇親会があって各先生方とお話できた。


辻恵氏 前衆議院議員 弁護士。昔、市長選に出馬されてその折、
山下真市長に応援してもらったそうだ。
あの時はお世話になったと感謝されていた。
握手してもらったけど、なんかすごく感じの良い人だった。
彼は11月30日に民主党離党。ギリギリまで粘って何とか民主
党を変えようと努力したが叶えられなかったという。


三宅雪子氏 前衆議院議員 野田前首相の選挙区千葉4区から立候補。
日本人形のような可愛らしいお顔立ちの女性。
今度の参院選にも立候補されるというから、見かけよりはるかに
たくましい。


熊田あつし氏 前衆議院議員 41歳 若い。
彼もなかなか離党しなかったが、それは自分達こそが民主党の本筋を
貫いていると思ったからだそうだ。
中国外交について高い見識をもっておられて感心した。
なかなかのイケメンで、うちの副議長にどことなく似ておるな。


他、大谷啓衆議院議員渡辺義彦衆議院議員
はたともこ参議院議員天然ガスコンバインドシステムについて詳しく
説明してくださった)、中村てつじ前参議院議員らが参加された。


皆さん高い志と不屈の精神をもたれていて、そこまで自分の理念理想
に邁進して生きられのは本当にスゴイ事だと思う。