6月議会

6月議会も残すところあと1日となった。
一番の懸案である病院事業会計補正予算も可決の見通しがたった。
約82億円から約90億円の増額で、正直いって当初は不安な
気持ちもあったが、市民福祉委員会での質問や答弁を聞いてい
るうちに、ほぼ払拭された。


生駒市の負担増は約7800万円、指定管理者の負担増について
徳洲会は既に了解済みである。


当初の入札が不調に終わったのは、社会的諸条件が悪い時期と
重なって不運だった、今回増額したことで さて入札が整うか
どうかまた気がかりの種である。


そして、もう一つの大きな案件は議会改革に関する4項目の請願書。


昨日の議会運営委員会で委員による審議が行われ、さらに請願者
から直接意見が述べられた。
その後の採決の結果は賛成少数で4項目全て否決。
予想していたとはいえ、思いのほか賛成の数が少なかったことが
意外だった。


最終本会議では全議員による採決が行われるが、議運の様子から
察するとおそらく全項目否決の可能性が高い。
請願の4項目の中にはパブリックコメント条例案の変更を求める
意見が50近く寄せられたものもあった。


変更理由も成るほどと思わせるくらい理路整然と述べられている。
こういう市民の願いを条例案に取り入れないとしたら、せっかく
パブリックコメントをとったのに何のことかと多くの市民は思う
のではないだろうか。