小中一貫教育懇話会

昨晩激しい雨が降る中、北小で開催された小中一貫教育懇話会に
伊木まり子議員と傍聴に行った。


傍聴者は9名で、その内6名は市会議員。

この懇話会には初回から傍聴しているが、6月議会の関係で2回
ほど傍聴できず今回は久しぶりの懇話会である。


今までの印象では、小中一貫教育に前向きな意見の方のほうがやや
多めで、教諭はどちらかといえば慎重、消極的かな、という感じで
あったが、今回はもう小中一貫教育が実行されることが前提とした
意見もあり、前向きな意見を熱く述べる方が前よりも多くなってい
て、教諭も賛成意見の方が増えて活発な内容の懇話会であった。


更に驚いたのが保護者有志で「いどばた会議(小中一貫校連絡会)」
なるものを結成して、小中幼保護者に対してキメの細かい対応に
乗り出したこと。

ここでは、保護者間の話合いが大切にされ保護者の不安や疑問、
要望などを皆で共有して納得がいくまで話合い、小中一貫について
理解を深め、地域の教育について連帯感を育んでいく。


行政任せでは無く、保護者自らが立ち上がって小中一貫教育という
大きな試みに取組んでいこうという「いどばた会議」とは、なんと
素晴らしいプロジェクトであろうか。
これこそまさに市民力の賜物。


また自治会関係の参加者も前にも増して、小中一貫教育に意欲的
で学校に留まらず地域一体の活性化まで視野を広げて期待を
語っておられた。


全体的な印象として一部にまだとまどいはみられるものの、
生駒市初の小中一貫教育をここから始めようという意識がだんだん
大きくなっているように感じ取れた。