バイクのこと

ここのところの強烈な寒波、とはいえまだ奈良などマシな方である。
アメリカでは寒波でナイアガラの滝が凍るほどで、以前見た映画
「デイアフタートゥマロー」の場面を彷彿とさせる。


夏は酷暑で冬は極寒、だんだん気候が両極端になってきて地球が
人類にとって住みにくくなってきた。


バイクはモロに気候の影響が及ぶ、大好きなバイクでもこう寒いと
いくら厚着をしても乗ろうという気がしなくなる。
でも2,3日乗らないと何だか不安になってきて少しでも乗ろうか
ということになる。


バイクもやっと普通並みに乗れるようになってきた、以前はクラッチ
の微妙な強弱がうまくつかずに、よくエンストしたものだが今は滅多に
エンストなどしなくなった。
夫の見舞いで病院に行くため、バイクで阪奈道路の山道を登ったり
降りたりしていくうちにだんだん自信もついてきた。
阪奈道路は急カーブで特に登りのカーブはきつく、バイクをうまく
傾けないと大回りになってセンターラインをはみだす、ヒヤヒヤし
ながら何度も走行した。

見舞いが、バイクの練習も兼ねることになってけっこう楽しかった。

私のバイクはアメリカンタイプなのでニーグリップが効かない、
両膝でタンクをしっかり挟むことができないのでカーブは曲がりにくい。

いつかはネイキッドの400ccのバイクに乗ってみたいものだ。

それにしても女性のライダーにはなかなかお目にかからない、自動車
学校ではあんなに多くの女性教習生がいたのに皆どこへ行ったのだろう。
案外ペーパードライバーになっているのかもしれない。


バイクも自動車と同じで免許が取れたからといっても、一般道と教習場
では勝手が違うので、一般道ですぐにスムーズに走れるものではない、
私も散々一般道で怖い目にあってやっとここまでこれた、身近に指導
してくれる人がいなければ免許があっても走れるものではない。


女性ライダーが少ないのは一般道で走る恐怖感に打ち勝てないからか
もしれない。

珍しさもあってバイクではライダーから声をかけられることもある。
よく言われるのは「大きなバイクに乗っていますね」
私のバイクは250ccのヤマハ ドラッグスター 160キロで
実際は大きくないのだが、一見したところ何故か大きく見える。
赤色のバイクで服も黒のジャンバーに赤ヘル、赤マフラーと色彩を統一
すると何となく格好が好いではないか。

ヘルメットとマスクで顔がおおわれているので年令不詳、もうすぐ還暦
のオバチャンライダーと分かったら声をかけた方もびっくりするだろうな。

年令にふさわしくない趣味だけど自分でも意外なくらいバイクが気に
入っている。
今年は大型バイクの免許取得を目標にしていたけど、現状を冷静に
みればそれどころではないということになりそうだ。


いつかはハーレーに乗ってみたいという夢がある。