介護職員初任者研修

昨年12月からスタートした研修が、今日でやっと終了した。
毎週土曜日、夕方までみっちりの研修で大変ではあったが、
内容は充実していて意義深いものだった。


研修を受けるに到った動機は母親がいきなり要介護5になったこと。
母は倒れてからずっと病院や施設暮らしで、いつかは在宅介護に移行
しなければと思っていた。
母も家族の介護を望んでいる、でも要介護5の母の世話をする自信は
無い。でも、このままでは可哀相・・・そんな気持ちでモヤモヤして
いたので、いっそのこと介護職員の資格でもとれば気持ちが定まるか
もと思って受講した。


今日最終日には終了試験があり、何とか合格できて資格を取ることが
出来た。慣れない試験勉強に四苦八苦したが、真剣に勉強できて良か
ったと思う。


明日からは、またガイドヘルパーの研修が始まる。
ガイドヘルパーは障害者の外出を支援する仕事で、介護職員初任者
の資格がないと研修を受けることが出来ない。

私は今日資格が取れたので、明日から早速ガイドヘルパーの研修に
行ける。
介護の勉強は楽しくて、母が施設にいる間に出来るだけ研修を受け
て色々な資格を取っておきたいと思う。


でも、どれだけ在宅介護の力になるだろうか・・・なかなか不安は
払拭されない。


今、老健にいる母は随分リハビリを頑張って、車椅子も片手・片足
で上手に操作し自走できるようになった。
飲食も充分できるようになってイロウの必要は無くなった。
オムツは使用せず、トイレで用を足せるようになった。


相変わらず全てに介助は必要であるが、自分を支える力がついてき
たので介助の負担が軽減されてきている。


84歳でこの頑張りはすごいと思う。
死にそうになっていたのに、ここまで回復できて本当にありがたい
と思う。この頑張りに応えたい。だから母の望む在宅介護をと思っ
ているのだが。