介護研修修了

風邪をひいてとても体調の悪い中、今日最後の介護研修。
車椅子で外出の実技演習。


心配した天気もどうにか雨も降らずに曇りで良かった。
午前は主に電車の乗降とエスカレータの乗降、踏み切りの横断。
午後は観光地の散歩と商店街の散歩。

電車の乗降は電車とホームの隙間を前輪を浮かして後輪だけで前後
に移動、車内では入口付近に座席と同じ方向に置く。


近鉄電車の終点なので停車時間が長く何度か乗降訓練を繰り返す。
訓練とは気がつかない人が親切に協力を申し出てくださる場面も
あった。

踏み切りやグレージングの隙間に前輪が入り込むと大変なことに
なるので、前輪の方向に気を使う。

ちょっとした段差や勾配で、車椅子を前向きに進めるか後ろ向き
にするか迷う。

これくらい大丈夫と前進して車椅子がつかえたりする。
坂道を押して上がるのはかなりキツイが、下る時は後ろ向きで
くだるのでこれは怖い。


4時間余りの実習だったが、緊張して変に力が入ったので後日
筋肉痛になるだろう。


風邪引いて悪いコンディションだったがなんとか最後の研修を
終えて、終了証明書を頂いて帰宅した。


昨年12月から毎週一度の介護研修を受けて、今日で介護職員
初任者(介護ヘルパー2級)とガイドヘルパー(全身障害者の
外出介助)の二つを修了した。
とりあえず、介護の資格研修はこれで終りにする、当面これで
母の介護には間に合うだろうから。


老健にいる母を、6月末ごろ我が家で在宅介護することに決めた。
どんなに勉強しても不安は残る、さりとてこのまま施設暮らしも
どんなものかと思う。


以前と比べて母は随分しっかりはしてきたけれど、メンタル的に
気がかりなことがある。
とても落ち込んでいるように見えるし表情が少なくなってきた、
この状況ではそうなるのも分かるけれども、それでも命ある限り
何か喜びや希望をもって生きて欲しいを思う。


どう支えればいいのだろう・・・