在宅介護の準備

6月下旬から始める母の在宅介護の準備のために昨日、入所している老健施設のケアマネ、リハビリ担当、介護用具業者、在宅後のケアマネ4名が我が家を訪れて、在宅介護の環境と整備の点検や計画について話し合われた。


我が家は狭いので、母の介護ベッドを置く場所はあるが車椅子移動の動線が取りづらい。家具の位置を工夫してどうにか動線を確保。
トイレは全く要介護者には不向きで、改修もできず。
簡易トイレ(おまる)を使う。風呂も全く不向きで自宅での入浴は断念、デイサービスを利用することにした。


今、母が入所している老健は個室でトイレも洗面所もある、清潔で
少人数のユニット形式なのでよく目が行き届いていると思う。
母はこの老健にきてから介護度5からおそらく4になるくらい、身体的
にはしっかりしてきた。

それでも、である、精神的には後退してきた。表情が少なくなってきて
大抵眉間にシワを寄せて憂鬱そうな顔をしている、話しかけても反応が鈍く寝てばかりいる。
おそらく喋れないということも影響しているのだろうが、落ち込んでいるのか認知症が出てきているのか分からない。


この現状を打開するためには思い切って環境を変えてみてはどうか、と
在宅介護に踏み切ることにしたが、さてどうだろうか。
どんなに体が不自由でも、何か楽しみや喜びを少しでも見出してもらえないだろうか。私のつたない介護でどこまできるやら・・・